SHIKIEN株式会社

会社案内

ごあいさつ

舌ブラシW-1の開発者
SHIKIEN(株)創業者
田中 道男

私は、2007年に舌ブラシW-1を開発・発売し、口腔ケア用具の開発・販売を行うメーカーとして(有)四季園から移行し、2011年にSHIKIEN株式会社を設立いたしました。

舌ブラシを製造販売するきっかけとなったのは、私の母親が「誤嚥性肺炎」という病気で2005年に亡くなりました。当時は耳慣れない病名でしたので、必死で調べました。
ヒトは、食べ物を咀嚼して喉に送り込み、食道を通り胃へ運ぶ行動を”摂食嚥下”といい、その咽喉から食道へ運ぶことが高齢になるつれ困難になり、食べ物や唾液が誤って気管を通って肺に入ってしまうことを誤嚥といい、細菌の混ざった唾液などを誤嚥してしまい免疫力が低下していると、肺炎を引き起こしてしまうという病気でした。
また、65歳以上の高齢者の死亡原因の92%は肺炎であることもわかりました。
ヒトの口の中には約500種の菌類が数兆個常在し、その多くが舌の上に生息し、その菌は、口臭はもとより、成人病など様々な感染症や、命を脅かす病気に大きく繋がっているという恐ろしい事実もわかりました。
口の中を調理に例えれば、「歯」は「包丁」、「舌」は「まな板」と同じ関係と考えます。一番汚れているまな板を掃除しないことは良いわけがなく舌磨きは必要不可欠なケアなのだと確信をいたしました。私は皆々様に満足できる世界一の舌ブラシをつくりたいと2006年新潟大学大学院医歯学総合研究科の井上誠教授と出会い、舌ブラシ共同研究開発の末、ソフトで汚れの除去に優れ、舌の構造と性質に合わせた凸凹両面使用できる舌みがきスムーザーW-1を2007年11月に完成し、発売を開始いたしました。

現在3つの国内特許と国際特許を取得し、皆々様から大変高い評価をいただいております。今後も御取引先様や行政、医療歯科分野の方々よりお力添えをいただきながら、健康長寿の要である舌磨きの重要性を啓発し、更なる販路拡大と普及に努め、多くの人の健康と、国家医療費削減に貢献してまいります。


共同開発者

新潟大学大学院医歯学総合研究科
摂食・嚥下リハビリテーション学分野
歯学博士 教授 井上 誠

いま、舌磨きが注目されています。口腔ケアとしての歯磨きだけでなく、舌を清潔に保つこと=舌ケアは口腔内の細菌を原因とする感染症の予防に有効なだけでなく、舌の表面にある食べ物の味を感じ取るためのセンサーの働きを保つためにも大切であると思われます。
高齢者の多くが罹患し、死亡原因の上位にあげられる肺炎の原因の一端を担っているのは、口腔内の細菌です。言い換えれば、普段から口腔内を清潔に保つことで、肺炎などをはじめとした口腔内の不衛生が原因によって起きうる多くの疾患も予防できると言う事になります。

新潟大学医歯学総合病院では、要介護高齢者のみならず、多くの患者さまに対して舌ケアをはじめとした口腔ケアの重要性をお話し、口腔ケアの一環としての舌みがきを実践指導している関係から、県からの紹介を受け、新潟大学の研究の一環として四季園と共同研究開発の結果、従来にない汚れが目に見えて取れ、舌を傷つけないソフトな使いごこちの舌ブラシが完成しました。

この舌ブラシ「W-1」を多くの方に知っていただきたくご報告申し上げますと共に、医療に携わっている者として予防医学、医療費削減に貢献でき、皆様の健康のお役に立てるものと自負いたしております。


会社概要

会社名 SHIKIEN株式会社
所在地 〒956-0057
新潟県新潟市秋葉区新津四ツ興野1735
TEL:0250-23-0141
FAX:0250-24-5596
代表 福嶋 優
資本金 1250万円
創業 2011年3月1日
業務内容 口腔ケア用品「舌ブラシ」の開発、販売
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